股関節痛・その他神経症状
『痛み』のためにあきらめていることが、出来るようになります。
『痛みが強いときはこのまま動けなくなるのではないかと、色々悪い方に考えてしまい、うつ状態になり落ち込んで辛かったですが、日一日と痛みで目が覚めてしまう事もなく今は歩くのが楽になりよかったです。』
野村様 女性63歳
この患者さんは、整形外科を受診しレントゲンを撮ってみたが股関節自体には異常が見られず、2ヶ月間は病院に通院するもののどんどん痛みが強くなってきた頃に、「みなみカイロに行ってみたら?」とお友達の紹介で来院された。
もともと、お友達と食事をしたり、買い物に行くのも好きで社交的だった野村さんは、「『痛み』がこれ程、気持ちを落ち込ませ、不安にさせることに自分自身でも驚いた。」とおっしゃいました。
股関節に痛みがあり、自分の思ったとおり移動できない、動けないことがカラダだけでなく、
気持ちもむしばみ、物事を否定的・悲観的にとらえていくようになるのか
を、見た瞬間でした。
この患者さんとの出会いがあり、股関節痛について詳しく調べていくうちに治療の選択肢が非常に少ないことが分かりました。
現在は股関節を専門とされる整形外科医のドクターが本を出版されて、
股関節の手術について「人工関節はすごく良くなっている。」という主旨のことを書いていらっしゃいますが、どんな病気にしても手術は恐いし嫌なものです。変形性股関節症の手術の場合、入院やリハビリを合わせると2ヶ月から4ヶ月の期間を要するため、女性の患者さんは育児や介護、男性の患者さんは仕事への弊害や損失のため、手術のことを考えると計り知れない悩みや苦しみを感じていらっしゃるのではないかと思います。
「自分の体にメスを入れて手術することに不安を抱いている」
「いつ手術をしなければいけないのだろう」
「できれば手術したくない」
「一生、付き合うしかない」
「あきらめるしかない」
「このまま歩けなくなってしまうのだろうか」
不安をかかえながら毎日を過ごすことは、精神的な負担もそう軽くはないでしょう。
「症状が悪くならないようにできるだけ動かないで下さい。」と病院の先生に言われたという患者さんが多いですが、動けるようになりたい、痛みがましになったら○○に行きたい。○○をしたい。から通院されているのではないかと疑問に思うことがあります。
症状の急性期など動かないほうが良いとき(逆に動きたくても痛くて動けないでしょうが)があることは事実です。しかし動くことを制限されるのは苦痛以外のなにものでもないと思っています。ですので、基本的には「動いてください。好きなことをやってみてください。やりたいことができるようサポートは私がしましょう」という施療スタンスを採って、苦痛を強いられている患者さんに希望をもっていただけるような施療を心がけています。
いわゆるQOL(生活の質)を上げてもらうために、こんな療法もあるということをお話したいと思います。
股関節痛・変形性股関節症は結果!?
現代医学は得てして症状が出ている部分を問題とする。
ついつい「木を見て森を見ず」の状態に陥ってしまう。
最初にご紹介した野村さんはレントゲンでは股関節に変形は見られなかったのに、股関節に痛みを感じ来院された。それはなぜ?
股関節の痛みや変形性股関節症は結果であって、
原因は他にあるという見方はできないのだろうか?
股関節は被害を受けている?
専門用語を使うと難しいので、体を会社組織として考えてみましょう。
骨盤、腰(骨)、胸(骨)、首(骨)、頭を約30人規模の会社と考えてください。
股関節から足の部分、肩関節から手の部分は関連子会社です。
あなたはその会社の社長さんです。
痛みや症状は会社で言うなら、製品不良やクレームです。
社長自身、会社に異変が起こっていることは分かるのだが、原因がさっぱりわからない。
あなたの股関節に痛みが起こる前に、耳鳴り、肩こり、頭痛、背中の痛み、腰痛などの症状はなかったですか?
会社でいうところの本社で起こっている問題が関連子会社に悪影響を及ぼしている、あるいはその状態が長く続いている。
これがあなたの悩んでいる股関節痛・変形性股関節症です。
会社がこういった状態に陥ったときに登場するのは再生請負人、いわゆるコンサルタントです。
どこの部署が上手く機能していないのか?誰がサボっているのか?あるいは仕事の内容を勘違いしているのか?誰に指導をするのが良いのか?
実は怠けている人が最初から怠け者だったわけではありません。実は一番働き者だったのです。日々懸命に働き、皆を影で支えていたのに、誰からも評価されず、感謝されずに、もう働くことに意義を見出せなくなってしまったのです。いまでいうところの『燃え尽き症候群』でしょう。
どこに手を加えれば会社は復活を果たすのか?
本社の再点検・再構築をすることで本社が正常に機能し始めると関連子会社に発生していた問題も解決に向かう。
野村さんの体(会社では本社)のどこが上手く機能していなかったのか?
野村さんには以前から頭痛、肩こりの症状がありました。
そして骨盤・腰・背中・首のどの骨と骨の関係(関節)に発生しているトラブル、原因を「シンプルに」「正確に」取り除くことで結果として苦しんでいた股関節痛から解放され、今は元気に過ごしていただいています。
*実際に股関節痛で悩んでいらっしゃる多くの方に、首(特に姿勢維持に関わる重要な部位)のトラブルが関与していることを臨床の中で確認しています。
カラダの再生請負人(コンサルタント)
1. どこの部署(部位)がうまく機能していないのか?
a)股関節が現在どういう状態にあるのか、あるいは骨盤や腰部の状態などの現状把握
b)コンピューターサーモグラフィー
皮膚温の計測し、自律神経の状態を調べ皮膚温の異常から上手く機能していない部位を見つけます。
↓
2. 誰が怠けているのか?
ナーボスコープという器具を用いてどの骨(関節)に問題があるのかを特定
↓
3. 怠けている人を確定
1と2で絞ってきた怠け者がその人で間違いないのかを確定
実際にその関節の動きが失われているかを確認し、動きが失われていれば確定
↓
4 . 怠けている人に指導
ここでいう指導とは、アジャストメント(矯正といって骨を手技によって動かす)
1から4が一連の流れとなります。
ここで考えていただきたいのが、なぜ繰り返す必要があるのか?
考えてみてください。怠け癖がある人はどうでしょう?
指導をうけた時は働くのですが、今までの怠け癖が出てくるため働くのをサボってしまいます。
そして指導を何度か繰り返すことで、働くことの意義・働き方・仕事の内容が会社にとって、社会にとってどんな意味を持つのかを自らが理解できると、働くことに喜びを見いだし、仲間と協力し合い、仕事を分担することで今までよりも無理することなく仕事がスムーズになります。
結果として会社には製品不良やクレームが格段に減ります。
まさにカラダも同じことが必要なのです。
では、
どのくらいの期間が必要になるのか?
初回来院されたときにお話しするのは、12週間、週1回(状態によって1ヶ月サンクスプランを利用いただいて2回)の施術で、完治(全快)を目指します。最低でも半減を目標に取り組みます。
施療の頻度は変化が見えはじめれば、来院頻度を減らします。
という話をさせていただいています。
*変形自体は治るわけではありません。ただし、変形した部分にずっと負荷がかかり続けることがなくなることで、症状としての痛みやそれに伴う精神的負担を取り除くという意味で完治という言葉を使っています。
遠回りをしているようで実は一番近道
一番近道という理由は、
股関節(症状の部位)だけを対症療法的に治療しているわけではなく、原因を見つけ完治(少なくても半減)を目指して施術を行っているからです。
12週が経過しても、もし何の変化もしてもらえない場合は、患者さんとお話をさせていただいて、患者さんより希望がない場合は治療を打ち切ると決めています。それ以上来院いただくのは患者さんにとって時間的・費用的に負担だけを強いることになりますし、私自身の治療家精神に反しますので。(現在までの10年間で患者さんが継続して来院されて、この決まりを適用したことはありません)
対象
- 股関節痛
- 妊娠中の股関節痛
- 変形性股関節症と診断を受けた方
*臼蓋形成不全の診断を受けられた方、先天性股関節脱臼の既往がある方、人工股関節置換手術を受けられた方で、腰痛などの症状が発症している方も相談下さい。
患者様の声
股関節痛の症状で来院された方からの喜びの声です。
※画像をクリックすると、拡大してご覧いただけます。
※記載年齢は、感想をいただいた当時の年齢です。
加藤知子様 60代
治療だけでなく、精神面、生活面等、その時にあったアドバイスも毎回頂き、今日に至っています。
1年半程前朝1歩踏み出した際、突然左足に痛みが走り、まともに歩く事が困難になりました。
1週間経っても全く治る様子のなく友達に相談した処みなみカイロプラクティックセンターを紹介して頂き、何とか2ヶ月で歩けるようにして欲しいと先生に無理をお願いしました。
実際もう少しかかりましたが、日一日と楽になり歩けるようにもなりました。今でも少し無理をすると痛みがありますが、それは休みなさいという合図だと、何度も先生に言われ続け、治療だけでなく、精神面、生活面等、その時にあったアドバイスも毎回頂き、今日に至っています。
まだ完治はしていませんが1年半前から比べるとウソの様に楽になり、今では様子を見ながら通っている状態です。
E.N様 60歳
少しずつですが自分自身体の感じ方に変化が出てきているように思います。
治療を受け始めてから2ヶ月(週2回)が経過し、少しずつですが自分自身体の感じ方に変化が出てきているように思います。その日により、まだ痛みがあったり調子の悪い日もありますが、気持ちの上で前向きに過ごせるよう治療を続けていきたいと思っています。
整形外科では痛み止めと湿布だけで特に、治療することもなく症状の経過とレントゲンで診て、できるだけ体を動かさない生活をするようにとの事のみだったので、このままでは生活に支障もあり、悪くなる一方だと思い、紹介され現在に至りました。
菅原直美様 50代
左股関節が痛く挙上、開脚が困難であった数回の治療后痛みの消失、挙上開脚が可能になり長時間の歩行も出来る様になり、今迄何かするたびに「痛い」と叫んでいたのが忘れてました。
6月にニューヨークにいく時は不安がありましたが、傷む事なく帰国しました。
今ではあの事を忘れている日々です。
現在右肩、右腕、頚部痛の治療中です。
ぜったいに治ると思ってます。
藤長久美子様 50代
足があがらなかったり、歩き始めが痛かったり、イスに座っていて立ち上がってすぐ歩けなかったりしたのが改善された。
車に乗り降りするのが楽になりました。
気がついたら ”あっ” 普通に歩いてるって感じ!!
レントゲンも見てくれてるし、ちゃんと化学的っていうかりくつもわかるように説明してくれる所がいい。
仕事の話とか話しやすいです。
井ノ本成海様 10代
ぼくは、こ関節がいたかったけど、治りょうを何度か受けて、いたみが治まりました。治りょうを受けて思ったことは、マッサージが気持ち良かったのと、ほねがポキッと鳴る感かくが心地良かったです。いたみがほぼなくなって良かったです。
当センターには股関節痛以外の方も実はたくさん来院されています。